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【教員志望の学生へ】50校以上の先生と出会った僕が伝えたい3つのこと


こんばんは!井上です。

今日は教職員志望の学生に対して

伝えたいことを書きたいと思います!

 

僕は今年だけで

40校以上の学校に行き、授業をしてきました。

その中で様々な学校現場の課題を知り

多くの先生方に会ってきました。

また、東京学芸大学で授業をしたり

3rdclassで授業をしたりする中で

多くの教員志望の学生にも出会いました。

そんな僕から

これから学校現場に行きたいと思っている

教員志望の学生に伝えたいことが三つあります。

 

その前に、大前提として

私は現場で働く教職員の方々を尊敬しています。

現場の方からしたら私はよそ者です。

そして、現場経験が豊富な人からすれば

まだまだ26歳の若造ですし、

聡明な方と比べると頭もよくないです。

しかし、世の中を変えるのは

「よそ者、若者、バカ者」と言われています。

ですので、この3拍子が揃っている私が

感じていることを書かせていただきます。

 

 

一つ目は「覚えさせるよりも、気づかせる力を身につけよう」です。

これからの教育において、教えることは

どんどん機械がやってくれます。

スタディサプリでは面白い授業が沢山見れますし

MOOCでは世界中の授業を見ることができます。

ひと昔前までは知識を得る手段が

本を読むか学校の授業を聞くかに限られていましたが

デジタル社会によって、望めばありとあらゆる情報は

手に入る時代ですし、分かりやすいものが沢山あります。

「教えて、覚えさせる」力だけでは

今後の教育現場では通用しないでしょう。

覚えさせる力以上に必要なのが「気づかせる力」です。

気づきを与るには、相手に考えさせられなければいけません。

そのためには、効果的な質問を投げかけたり

相手に体験をさせたりする必要があります。

教えて覚えさせるのではなく

考えさせて気づかせる。

こちらのほうが、より学びとしての定着度も

高いものになります。

ですので、「質問する力」「考えさせる力」を

是非身につけてみてください。

 

二つ目は「柔軟性を身につけよう」です。

ここでの柔軟性は、

「ありとあらゆる人に対応する力」を指しています。

子どもたちは個性にあふれています。

そして、一人一人生まれ育っている環境も違います。

だからこそ、多様な子どもたちや保護者に対して

柔軟に対応する力が必要です。

そのためには学生の時に

ありとあらゆる人に会い、様々な生き方を知るべきです。

教員志望の学生を見ていると

教員になるための筆記試験の勉強や

学校現場でのことばかり考えている学生が多く

「柔軟性」が低く「視野」が狭い子が多いなと

感じることが多々有ります。

そして、「この先生、柔軟性がないなぁ」と

思う教職員の方々も残念ながら多いです。

グローバル化が進み、人生が多様化する中で

教職員の柔軟性は、子どもの未来を広げるために

欠かせない力になります。

ですので、「柔軟性」「視野の広さ」を

是非身につけてください。

 

 

三つ目は「課題解決力を身につけよう」です。

今の学校現場は課題が沢山あります。

教育は変わらないといけない。

今の教育体系を変えるべきだ。

とは言いつつも中々変わっていない状況です。

でも、僕は色んな学校を見る中で

1人の圧倒的なリーダーシップを持った先生が

1人の圧倒的な情熱を持った先生が

学校全体を変えるような改革をしている例を

たくさん見てきました。

1人の起業家のような先生が、周りを動かして

最終的には子どもたちに圧倒的な学びと

感動を与えている姿を見てきました。

そしてそういう先生はとても活き活きとしています。

だからこそ、学生時代に

沢山の課題を解決する訓練をして下さい。

今の教育現場にはきっと

アントレプレナーシップを持った人が

もっともっと必要です。

ですので、「課題解決力」「リーダーシップ」を

是非身につけてください。

 

 

ここまで、私なりの自論を書きましたが

最も大切なことは

「子どもたちを愛すること」

だと思っています。

愛のない教育に、感動はありません。

だからこそ、教員志望の学生には

「目の前の人と本気で向き合うこと」

「人と深くつきあうこと」に

是非取り組んでほしいなと思います。

それこそが、機械やAIにできない

人間こそができることだと思います。

 

 

この記事が

これからの教育業界を担う

教職員の卵たちに届くことを

心より願っています。

 

是非、一緒に教育業界を熱くしましょう!

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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