3rd Class

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英語プレゼンテーション

“教える”から”待つ”という教育へ。


 

~英語プレゼンテーション講座第4期生 有吉博昭~

(慶応義塾大学経済学部4年)

“教える”から”待つ”という教育へ。①

 

4期英語プレゼンテーション講座受講生で、

教育経済学を学ぶべく大学院を目指している有吉博昭(ありよし ひろあき)くんにお話を伺いました。

 

【〜サードクラスとの出会い~】
ゼミの英語プレゼンをなんとかしたかった

 

サードクラスとの出会いは、たまたま友人から代表の井上を紹介してもらったことだったそうです。

英語プレゼンテーション講座がサードクラスにあることを聞いた彼。実は、自分の所属するゼミが

英語プレゼンの多いゼミで、自分の意見を上手く英語で人に伝えることに悩んでいたとのこと。

とはいうものの、いきなりサードクラスという知らない場に飛び込むのは怖い。そこで、まず体験授業に足を運んだそうです。

その体験授業の場で、講師のJoeやメンターと会話をしてみて、

こんなに優しく分かりやすい授業をしてくれる講師とメンターがいるならと思い、受講を決めます。

 

“教える”から”待つ”という教育へ。② 


【”待つ”ことが出来ていない自分】

自分の教育に足りないこと。それが夢を見つけるきっかけになった。

普段知り合えない他大の同年代や、普段会えない社会人との出会い。

3ヶ月っていう長期間だったからこそ、密に仲間とコミュニケーションをとれたこと。

講師の高い質に、格安な授業価格。


サードクラス
の魅力は本当に多いと語る彼が一番満足していること、それは

 

”夢を見つけられたこと”

 

元々、夢が見つかっていなかった有吉くん。

夢プレゼンを作っていく際に、自分がどういうことが好きでどういう人間になりたいのかを

ひたすら考えました。

その結果として出てきた答えは、生徒を始はじめ、周りの人の反応を待てる人間になりたい”ということ。

 

小学生時代、彼には憧れの先生がいたそうです。生徒に考えさせる先生だった。

そんな先生を見て、自分も先生を志すようになりました。

 一方、今の自分を見直してみると、生徒に考えさせる時間をきちんと取れていない。

塾講師のアルバイトでは時間内に生徒に教えなければいけないプレッシャーから、生徒に考えさせる時間を取らず、

ついつい答えを教えてしまう。

 

この待つということを講師やメンター、多くの仲間との対話を通じて気づくことが出来ました。

 

ただ教えるだけでは考えられる子は育たないし、今の日本を見ると考えられる子どもはまだまだ多くない。

この待つということを通じて、より良い教育の整備に携わる人間になりたいという夢まで拡げていくことが出来ました。

教える”から”待つ”という教育へ。③

 

サードクラスのメンターの魅力とは?】

”今までに見たことのないほどの思いやり”

 

「もう、本当にこれに尽きるんですよ」

彼は少し照れくさそうに話をしてくれました。

英語プレゼンテーションで出される夢プレゼンのクラス発表会まで残り1週間、ラストスパートをかけて作っていたものの、

不安でメンタルが相当弱っていたそうです。

 

その際、担当のメンターは他にも生徒を見ていて忙しかったにも関わらず、「夜中に電話をかけてきていいよ」と、

親身になって相談に乗ってもらっていたそうです。

こんなに献身的な人は見たことがないと驚いたし、何より心の面で本当に支えてもらってたことに大きな魅力を感じたそうです。

 

“教える”から”待つ”という教育へ。④

 

【未来の教育の場を良くしていきたい】

「実は卒業後、大学院試験に受かりました。」

 

大学院では、教育経済学に関する研究をしていきたい有吉くん。

日本の現状として、義務教育の場での教員の忙しさに課題を感じているため、

この問題に対して経済学のアプローチから解決策を考えていきたいそうです。

 

「学会の発表もあると思うので、その際はサードクラスで勉強したプレゼンを活かして、

自分の考えを世に上手く伝えられるようにしたい」と語っていました。

 

また、大学院以外のところでは受講していた英語プレゼンテーション講座の第5期のメンターになるとのこと。

 

 

 教える”から”待つ”という教育へ。⑤

 

自分が受けた教育を、自分もこれからしていく。

質の高い講師による授業、自分が悩んでいた時に助けてくれたメンター。

自分がサードクラスで受けた教育を、自分がこれからの生徒へ返していく。

有吉くんの教育が楽しみでなりません。