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ビジネスプレゼンテーション

相手に伝わる資料作成の本質を学べた


 ビジネスプレゼンテーション講座第4期生

森涼介(明治学院大学4年生)

 

今回は、ビジネスプレゼンテーション講座第4期生、森 涼介(もり りょうすけ)さんにお話を伺いました。

 

 

【社会人としての基礎力を大学生のうちに身につけたかった】

もともとのきっかけは、社会人の基礎力を大学生のうちに身につけたかったことからです。

自分に得意なものもないし、このままなんとなく大学を卒業して社会に出た時に果たして通用するのかなと不安に思っていました。

それと同時に、社会人になった後は学ぶ時間もお金もないだろうから、今学んでしまおう!と思ったことから受講を決めました。

 

 

【資料作成の本質をしっかり学べた】 

実は1番学びになったことは資料作成の技術でなく、「相手にどう見せたら伝わりやすいか」ということです。

もちろんパワーポイントやエクセルはしっかり学びました。

パワーポイントなら配置・スライドマスター・インデントを使いこなせるようになりましたし、

エクセルなら数値計算や簡単な関数、各種グラフの作成方法を習いました。

 

しかし、それだけならば本でも学べます。

山橋先生から教わる最大の学びとして、「その出来た資料をどういう風に味付けすれば相手がスムーズに理解できるか」ということがあります。

この場合はこの色・このフォントで、この場合は折れ線グラフで線の幅はこれくらいでなど、

相手の目線に立った資料作成ができるようになりましたね。

 

さらに、それに加えてどういう構成にすれば相手が理解しやすいのかということも合わせて意識するようになりました。

今まではいきなりプレゼンを作ってしまっていましたが、目次などで章立てをしたり、スライドマスターをまず決めるようになりました。

結果的に、論理的な構成を考える癖がついたので、ロジカルシンキングの力も高まりました。

余談ですが、就活の面接で論理的に話せるようになったので、このロジカルシンキングの力は大いに役立ちましたね。

 

相手に伝わる資料作成の本質を学べた①

 

【プレゼンのお題が本当のビジネスさながら】

 

最終課題では、三菱自動車社の不正について、自分でプレゼン相手を想定してそれに合った資料作りとプレゼンをすることでした。

どうしたら不正を防げていたかについて15枚パワーポントの資料を作り、1人7分間プレゼンをしました。

 

 初めてお題を聞いた時は、かなり驚いたし正直出来るのかなと心配しましたが、

まだ何もやっていない状況だったのでとにかくトライしようと頑張りました。

そもそも3回目の不正だったことも知らなかったからそこから調べ出したんですよね。

プレゼンの発表相手も経営幹部に向けてなのか、ニュース番組を見ている全国の視聴者なのかなど、

ターゲットに合ったプレゼンを意識して、構成から文字の大きさまで考えました。

 

また、作成途中で壁にぶつかった時はメンターにアドバイスをもらいました。

僕のメンターは三浦くんという年下の子だったんですけど、簡潔かつ的確なアドバイスをくれる人で。

しかも、「こうしたほうがいい」という答えを言うんじゃなくて、「ここが気になった」という言い方をしてくれたので、

答えにいきなり飛びつくのではなく、自分で考えて自分なりの答えをまずは出すという思考の癖が身につきました。

 

 

【受ける前と受けた後で変わったこと】

受講したことが自信となり、インターン中のプレゼンの資料作成や、自分の内定先のグループ課題でなど、

自分から資料作成を請け負うようになりました。

やはり、大学生の中でパワーポイントやエクセルのスキルを持つ人はほとんどいないので、

自分しかこのグループの中で出来ないなっていう感覚を持つことが多くなりました。

 

また、自分以外の人が作った資料が気になるようになりました。

自分以外の人の資料の見栄えや、広告とかチラシとかのデザインに目をつけるようになり、

「この数値の見せ方やデザインいいな」って意識するようになるなど、着眼点が少し変わりましたね。

 

 

【メンターとして】

5期からはこの講座のメンターを僕自身も務めます。

自分は何か特別な能力があるわけではないですが、だからこそ受講生と一緒に学んでいくような

常に生徒目線のメンターになりたいと思っています。

受講生が何をやりたいか・どうしたいかを第一優先にして、生徒への満足度を高められるよう、

生徒に向かい合うために自分自身努力していきたいと思います。

相手に伝わる資料作成の本質を学べた②